カリキュラム・マネジメント指導者養成研修 最終日

「カリキュラム・マネジメント指導者養成研修」最終日となる本日は、教職員支援機構職員による演習「「カリキュラム・マネジメント」を推進するための研修プランの作成」と、千葉大学の天笠茂特任教授による講義「「カリキュラム・マネジメント」と組織化」を行いました。 受講者の皆さんに研修の感想を伺いました。 -管理職ではない一教員という立場からカリキュラム・マネジメントに取り組みたい 「この研修に来ることが決まったときは、カリキュラム・マネジメントは管理職が行うものというイメージがあり、学年主任の自分にはできることが少ないと思っていました。 しかし、5日間研修を受けて、自分もチーム学校の一員として学校のカリキュラム・マネジメントを主体的に考えていく必要があると実感しました。管理職から一般の教員に下ろしていくだけでは『やらされている』感を感じることもありますが、同僚の教員から提案されて一緒に考えていけば、より積極的に取り組んでいけると思います。今回の研修で行った演習や、学んだ講義内容を活用しながら、同僚と一緒にカリキュラム・マネジメントについて今後も考え、実践していいきたいです。」 -他研修での学びも取り入れ、つなげて考えることができた 「グループで行った、学校のPDCAサイクルの検討を自校で活用したいと思います。3年間を見越した学校のビジョンを想定してグループワークを行いましたが、一番大事なのは『子ども』という前提を何度も確認しながら、教員と地域、そして保護者が学校を中心にどう連携するか、ということを考えました。今回の成果物を作成する際、講義を踏まえたのはもちろんですが、以前にNITSで受講した『学校組織マネジメント研修』での学びも、カリキュラム・マネジメントを考えるときに活かせると気づき『学校の戦略マップ』を参考にしました。 今回の研修の学びも、学校の組織づくりや、地域連携の体制作りなど、さまざまな場面で活かせる視点が含まれています。研修で学んだことを自分の中に落としこんで、活用していきたいと思います。」 来週は、「健康教育指導者養成研修」を行います。