中堅教員研修 8日目

本日は、淑徳大学の黒川雅子教授による講義・演習「リスクマネジメント」、午後は、文部科学省の助言講師による「スクール・コンプライアンス」の演習・協議を行いました。 受講者の皆さんに感想を伺いました。 -学校全体でさらなる危機管理を行っていきたい 「部活動時の生徒の安全配慮について、危険防止対策だけでなく、練習メニュー、時間配分、活動場所の把握や参加人数など細心の注意を払い、環境を整える事が大切だと思いました。 安全に配慮することはもちろん、もし、問題が発生した場合は学校全体の責任であることを念頭におき、全職員で安全点検、危険箇所の把握など、さらなる危機管理を行っていきたいと思います。」 -他校の不祥事防止の取り組み事例が参考になった 「スクール・コンプライアンスでは、教職員の服務規程と懲戒処分について協議し、その中で、他校の不祥事防止のための取組事例を聞く機会がありました。 勤務中に身に付ける名札ケースの裏側に、不祥事防止のスローガンを印字した紙を入れて、意識付けする取組を行っている例、飲酒運転による交通事故で県内の生徒が亡くなり、それ以降県全体で月命日を「飲酒運転根絶運動の日」とし、学校でも毎月教職員一同で飲酒運転根絶について話し合う例などがありました。自校では、月1回モラルアップ会議を行い、体罰、セクハラなどの議題を話し合い、不祥事防止に努めています。 名札の裏に注意を促す紙を入れて不祥事を防止する例をはじめ、本日聞いた事例を参考に、自校でも取り入れたいと思うものがありました。 また、普段話す機会のない文科省の方から、行政側のお話を聞けた事も良かったです。」 明日も「スクール・コンプライアンス」を行います。