中堅教員研修 最終日

第5回中堅教員研修の全日程を終え、78名が修了証書を手にしました。最終日となる本日は、「研修の企画・運営・評価」を行いました。受講者が具体的な研修を想定してグループで「研修企画書」を作成するなど、研修成果の活用を意識した演習に取り組みました。 研修の全日程を終えた受講者のみなさんに感想を伺いました。 「この研修で教育法規やマネジメント等たくさんの学びを得るにつれ、自分の分掌の立場でしか学校運営が見えていないということに気づかされました。ひとつひとつの事象をつなげて学校全体を広く見ることを心がけたいと思いました。たくさんの学びの中でも、私は生徒指導担当なので「コーチング」がとても参考になりました。例えば、スケーリング・クエスチョンは理想的な状態を10点満点とし、現状は何点位か生徒自身に客観視させる手法です。そして、10点に近づけるための段階的な目標を設定し、少しずつ理想に近づくよう取り組ませるものです。このような方法を使って、生徒の意欲を引き出せるよう接していきたいです。相槌と頷きといった傾聴の姿勢は、対生徒のみでなく同僚や保護者にも活用できると思うので、取り入れたいです。」 「「コーチング」「メンタルヘルス」といった講義では、考えを共有することの大切さを学びました。幅広い対応が必要で忙しい学校現場においてよりよい教育を目指すためには、学校全体が支えあうことが大事だと思います。傾聴のワークやアイスブレイキングを校内研修に取り入れ、よい関係を築きたいと思います。また、黒岩禅講師や木村泰子講師など、革新的な方々の話には説得力があり、人間としての魅力もありとても興味深かったです。「子供の興味関心は先生の性質に左右される。○○の教科が好き=教えている先生が好きということ」と複数の講師が言っていたように、教師は人対人の仕事であり、教師自身が人間性を高め魅力的になることが大切だと改めて学びました。」 「「新しい学びの推進」では、授業を組み立てる視点や深い学びの姿を学ぶことができました。アクティブ・ラーニングと聞くとすぐ話し合いをさせてしまいがちですが、ただ話し合いをさせるだけでは不十分であり、生徒の発言や姿を丁寧に捉え、考えを理解すること、授業のねらいと照らし合わせることなど、教師の力が大いに試されるものだと学びました。話し合いを活性化させるためには課題設定やヒントの与え方にも気を配らなければならないと学びました。所属先は学習指導要領の先行実施の対象にもなっており、主体的・対話的で深い学びに対する不安の声もあるので、今回学んだことを学校や所属自治体全体に伝えていこうと思います。」 29日からは、「学校教育の情報化指導者養成研修」を行います。

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