中堅教員研修 9日目

午前に文部科学省の吉門直子 安全教育調査官による「安全管理」の講義を行い、午後は、東京教育カウンセラー協会の藤川章代表による「ミドル・リーダーの役割」の講義・演習を行いました。 受講者のみなさんに本日の感想を伺いました。 「安全管理の講義では、児童生徒を取り巻く自然災害や交通事故の状況について統計データを示しながらお話いただき、安全管理の重要性を改めて学びました。「子供の安全、命より優先するものはない」という言葉が心に残っています。安全管理について職員全員が共通理解していることが必要であるため、勤務校の安全管理体制や危機対応マニュアルを見直し、研修などを通じて計画的に職員の意識を高める取組をしていきたいと思います。」 「ミドル・リーダーの役割の講義では、ミドル・リーダーの役割や求められる力などについて理論的に学ぶことができました。ミドル・リーダーに求められる力として、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、コーディネート力、マネジメント力の4つの力についての説明は分かりやすく、自分の現状を考えながら聞くことができました。チーム学校の中核を担えるように課題意識を持ちながら、ミドル・リーダーとしての資質向上を図っていきたいと思います。」 「午後の講義では、ミドル・リーダーとして必要な力や心構えについて深く考えることができました。マネジメント力についてのお話では、PDCAサイクルを回すとき、計画から始めるのではなく、計画の前にアセスメントを行って現状を把握することが大切であるということや、ミドル・リーダーの分散型リーダーシップについて学ぶことができました。ミドル・リーダーとして、管理職と若手をつなぐ力を身につけていきたいです。」 12月1日は、「リスク・マネジメント~危機の未然防止方策~」の講義・演習を行います。