英語教育海外派遣事後研修会 最終日

11月9日から2日間の日程で行った英語教育海外派遣研修の事後研修会が本日、最終日をむかえました。午前は、派遣先大学のグループ毎に、昨日作成した「研修内容報告」の発表を行い、午後は、「授業における活用事例」として、他大学の研修参加者を生徒に見立てて模擬授業を行いました。 研修参加者に本日の感想や学んだことの活用事例等を伺いました。 「私はイギリスのエクセター大学へ行きましたが、アメリカのデンバー大学へ行ったグループの発表を聞いて、アメリカでの生活や授業内容などを知ることができました。私たちのグループとは、派遣先での研修内容も違っていて、発表の中に登場する教授法やメソッド、専門用語、使用する単語も全く違っていたので、興味深く聞くことができました。研修を通じて、多くの手法や教授法を学ぶことができたので、インプットに偏らず、生徒が主体的に参加するように授業に組み入れていきたいです。」 「午後の授業における活用事例の時間には、模擬授業を行い、他の大学へ行ったメンバーが学んだ理論や手法を授業の形式で見せていただきました。実際に授業を見ることで、他大学の研修成果を分かりやすく学ぶことができました。また、生徒の視点に立ってみると、日本の教育環境や生徒の学習スタイルに合わせた工夫が重要であることを改めて感じ、生徒が英語に興味を持てるよう指導方法の改善を考えていきたいと思いました。」 「これまでも、授業にペア学習やグループ学習を取り入れることはありましたが、研修で学習理論や指導方法を学び、生徒がより一層興味・関心を持って英語を学習できるように授業の見直しに取り組んでいます。グループ学習の導入にはウォームアップを行うようになり、視覚的・聴覚的に理解を助けるようにICTを活用して資料を提示するなどの工夫をしています。生徒のコミュニケーション能力を向上させるため、授業改善を重ねていきたいです。」 13日からは、「第3回副校長・教頭等研修」が2週目をむかえ、「生徒指導」の講義と「コミュニケ―ション力」の講義・演習を行います。