学校組織マネジメント研修 2日目

国士舘大学の北神正行教授による講義「学校ビジョンと戦略」と実践発表「学校組織の活性化」「学校と地域の連携・協働」を行いました。 受講者の皆さんに感想を伺いました。 「横浜市立永田台小学校の発表は学校の活気ある様子がこちらに伝わってくるようで、元気をもらうことができました。円卓型のホワイトボードをテーブル代わりにしており、授業や職員会議でアイデアをすぐ書いて共有できると聞き、自校でも導入したいと思いました。学校経営の基盤は「ケア」、つまり教職員を幸せにしてモチベーションをあげることだという考え方にも感銘を受けました。その実践のために、管理職はいつも笑顔で余裕をみせることで教職員が相談しやすい雰囲気を作るように心がけたいと思いました。」 「北神講師の示した学校改善の5つのポイントは大変参考になりました。その中でも自己革新すること、学校が変わろうとする意識を持つことは大切だと思いました。永田台小学校の実践は校長を筆頭に常に新しいことを学んで取り入れていく姿勢が表れていたと思います。私は教諭なので、まず自分の分掌である研修担当の組織化を進めていきたいと思います。」 「学校改善には共有化が大切ということを地域に伝えていきたいと思いました。普段は現場で手一杯になり学校内の共有化ができても、地域での共有化はおろそかになりがちなので気をつけていきたいと思いました。また、学校改善の手段として「チーム学習」は有効だと思いました。教職員個々の経験や知識をチームで共有し、還元していくことで教職員全体が成長していくという手法です。校内研修で取り入れるとよいと思いました。私は教育委員会所属で研修をする立場にあるので、学んだことを伝達し地域の学校がよりよくなるように働きかけていきたいです。」 「北神講師の講義では学校をよりよくしていくための戦略や心がけを学ぶことができました。その中でも、重点目標には、今ある学校の強みを伸ばすための目標を入れると良いという話が印象に残りました。弱みをなくすための目標だけだと現場が疲弊してしまうというのはその通りだと思いました。マイナス面だけでなくプラス面にも目を向けて教職員を鼓舞していくような働きかけが必要だと思いました。」 25日は学校組織マネジメントの実践に向けた講義・演習を行います。