学校安全研修 最終日

9月11日より5日間の日程で行われた学校安全指導者養成研修が本日終了し、167名が修了証書を手にしました。 本日は演習「「学校安全計画」の作成と研修計画」及び、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課の吉門直子安全教育調査官による講義「学校安全教育を推進するリーダーとして」を行いました。 受講者のみなさんに感想を伺いました。 「来月、生活安全の研修講師を務めるので、研修の企画案を作成することができて良かったです。個人の案をグループで話し合ってブラッシュアップすることができ、より良いものにすることができました。特に、研修中に学んだ『ASUKAモデル』とモデルを作成された遺族の方の思いはしっかりと持ち帰り、伝えていきたいと思いました。 また、小川和久教授の講義の中にあった、道路写真を見ての交通事故予測や、校種を超えた児童生徒によるハザードマップ作成の手法も伝えていきたいと思いました。」 「各グループの発表を聞いて、学校安全計画を教科横断的に作成し、全校を巻き込んで安全教育をしていく大切さを実感しました。そのためにも、学校に戻ったら教職員全体で計画の見直しを進めたいと思います。また、地域によって自然災害や交通の危険などは異なるので、その特性にしっかりと沿ったものにしなければならないと思いました。本研修で作った学校安全計画や研修企画を学校や地域で活かせるモデルケースに出来たら良いと思います。」 「各校種の学校安全計画についての発表では、参考となる取り組みがありとても勉強になりました。特に、小学校代表の班による「防災サミット」の取り組みが良いと思いました。地域住民や各学校の代表が集まり、災害についての危機に対する対応やアイデアについて話し合うというもので、地域を巻き込む姿勢が素晴らしく、取り入れたいと思いました。」 「この研修では、学校で起こったいたましい事故や事件等について知る機会が多くありました。そして自分には『我が事感』が足りなかったのだと自覚しました。まず自分が危機感や危険性の把握をしていないと、子供たちに指導をしても十分に伝わらないのだと思いました。指導の際には「自分だったらどうするか、それはなぜか」「他の人はどう考えて行動するか」を考えさせるようにしたいと思います」 19日からは健康教育指導者養成研修を行います。