中堅教員研修 8日目

本日は午前に、国立教育政策研究所の藤平敦 総括研究員による「生徒指導」の講義を行い、午後は、東京聖栄大学の有村久春教授による「コーチング」の講義・演習を行いました。 受講者のみなさんに本日の研修の感想を伺いました。 「午前の講義では、生徒指導において事後対応だけではなく予防の視点が必要であるというお話が印象に残りました。予防の中でも初期対応と未然防止を区別することが重要であり、未然防止は、すべての児童生徒に働きかけることができる最も大切な取り組みであることが分かりました。未然防止のためには授業の中での生徒指導に大きな意味があり、いじめのない、子供たちが安心できる学級づくりをしていきたいと思いました。」 「午後の講義では、コーチングとは何かというところから、コーチングの方法、実践のポイントなどを演習も行って学ぶことができました。カウンセリング、コーチング、ティーチングについて、それぞれの違いをはっきりと理解することができ、相手の心の状態に合わせて関わり方も変えることが必要であることが分かりました。」 「コーチングの講義では、いくつもの演習を通してコーチングの概念やコーチングの効果などについて実感をもって理解することができました。ブラインド・ウォークや二人組で相手に質問をしながら話を聞くものなど、実践的で参考になるエクササイズを学ぶことができたので、学校に戻ったら是非活用していきたいです。」 明日は、「安全管理」と「ミドル・リーダーの役割」の講義があります。