中堅教員研修 10日目

2日は、「リスクマネジメント」の講義・演習を一日かけて行いました。 受講者のみなさんに本日の感想を伺いました。 「最後の演習では、校長役として災害時の動きを決定するという演習を行いました。本当にその状況・立場になった気持ちで取り組んだのですが、とても緊張しましたし、その状況の中で判断していくことの難しさを体験することができました。有意義な演習ができたと感じています」 「自分達は人の命を預かる仕事であるということをあらためて感じ、責任感をよりしっかりと持っていかなければ、と思いました。今回の演習で取り扱ったのはいじめと災害についてですが、どちらも命に直結する問題につながる可能性があるものであり、『何を優先するべきか』を即断即決することが求められます。実際に演習をしてみてその難しさを実感しました」 「漠然と『こんな危険があるな』『危ないかもしれないな』と考えていたことを、リスクマップを作ることで可視化し、洗い出すという作業が参考になりました。今まで整理しきれていなかったことを共有して優先順位をつけていけるので、リスクマネジメントの観点から効果的だと思いました。また、午後の演習はとてもハードなスケジュールで、時間に追われ、とても忙しく大変なものだったのですが、その『忙しさ』もリスク対応の演習として意図されたものなのだと感じました。実際のリスクを前にしたときもこの忙しさのように即断即決が求められるはずです。普段から意識をしていきたいです」 5日は、「グローバル時代の教育の推進」「特別講義」「教育と芸術」の講義を行います。