道徳教育研修 最終日

最終日の本日は、午前に、文部科学省初等中等教育局教育課程課の浅見哲也 教科調査官と澤田浩一 教科調査官による演習「子供の心に響く道徳教育の実践Ⅲ-代表班による模擬授業の発表・協議-」を行いました。午後も引き続き両教科調査官を講師に「道徳教育を推進するリーダーとして」の講義がありました。 受講者に本日の研修の感想を伺いました。 「午前は、各分科会の代表班が、作成した指導案を基にして模擬授業を行いました。それぞれの班の指導案は、よく練られていたと思います。各班の工夫した点について意見交換ができ、授業の組み方や指導方法についても聞くことができたので、実際の授業の参考となりました。」 「午前の講義では、それぞれの班の模擬授業を見ることで、発問の考え方や授業づくりの方法などを客観的な視点から考えることができました。発問の仕方によって授業の展開が大きく変わってしまうことを実感し、ねらいに迫るような発問の流れをつくる難しさを感じました。他の班の模擬授業も参考に、実践に向けてもう一度考え直してみたいと思います。」 「午後の講義では、今回の研修の総まとめとして5日間を振り返り、これから県に戻ったときに、道徳教育の指導者として、どのような観点から、どういう風に推進していけば良いのかを講義していただきました。今後、道徳教育の充実のために、研修の成果をできる限り学校や地域に広めていきたいです。」 来週は、月曜日から3週間の日程で教職員等中央研修の第1回中堅教員研修を開催し、火曜日には、いじめの問題に関する指導者養成研修の大阪会場が始まります。