英語教育海外派遣研修 事前研修会

英語教育海外派遣研修の事前研修会が2日間の全日程を終了しました。 事前研修会では、中学校、高等学校等の英語科教員ら23人が、英語教育に関する現状及び課題を整理し、情報を共有しました。また、講義や協議をとおして、海外研修の意義や英語教育に関する国の施策等について理解を深めました。 当研修は約2ヶ月間、イギリスとアメリカの大学等で専門的な授業を受講します。また、ホームステイ及び大学寮での生活をとおして、コミュニケーション能力を高め、指導力の向上及び確かな知識の習得を目指します。 受講者のみなさんは今後、6月にイギリスのエクセター大学、7月にアメリカのデンバー大学へと順次渡航します。 受講者のみなさんに、事前研修の感想及び、海外研修への抱負を伺いました。 「長期海外研修ということで不安ばかりで事前研修会に参加しましたが、分科会や情報交換会をとおして、打ち解けることができ、雰囲気もやわらかくなってきました。海外研修では、自分の授業をより良いものにするための方法や知識をつかんで帰ってきて、授業に活かしたいと思います」 「事前研修会で講義や協議を行い、改めて目的を持って海外研修に臨まなければならない、と意識しました。実際の授業で自分が使える材料や知識等を吸収して戻りたいです」 「前年度に海外研修に参加された先生方の体験談を聞いて、イメージをつかむことができました。授業の様子等を動画で紹介いただき、現地での生活面や治安面での注意事項、所持金をどれくらい持参すればよいか……といった、細かい部分まで聞くことができ、参考になりました。海外研修では、生徒に語れる“引き出し”が増えることを期待しています」 海外という不慣れな環境の下、研修が長期間にわたりますので、体調面にご留意いただき、ぜひ、実り多き機会としていただきたいと思います。 海外研修修了後の11月9日、10日には、成果活用について協議・発表を行う事後研修会を実施し、情報の共有を図ります。