育成協議会・育成指標セミナー @東京

4月24日、一橋講堂(東京都千代田区)で育成協議会・育成指標セミナーを開催し、都道府県、指定都市、中核市の教育委員会及び教育センター等の研修担当課長や指導主事ら65名に参加いただきました。 開会行事に続き、文部科学省の瀧本寛 大臣官房審議官による講義「教員の資質向上を目指す三法改正について」を実施し、午後は文部科学省初等中等教育局教職員課の佐藤光次郎課長の講義「教員の資質向上を目指す指標の策定に関する指針と免許法改正について」を行いました。 また、パネルディスカッション・協議「協議会の在り方について」では、大阪体育大学教育学部の岸田正幸准教授、仙台白百合女子大学の牛渡敦教授、玉川大学学術研究所の中西茂教授をパネリストに迎えて、意見交換を行いました。 当セミナーに参加したみなさんに感想を伺いました。 「働き方改革やコミュニティスクールについてなど、指標策定をとりまく概要や構造が理解できて、担当として参考になりました。また、採用時の指標が大学の教職課程と関連していることなどからも、教育委員会と大学が連携することの意義が理解できました」 「教員の資質を上げるために、教員のことを考えた指標づくりが求められています。例えば、養護教諭や幼稚園教諭など、多様な立場に応じたスケジューリングなども重要になってきます。それらを含めて、養成課程等を含めた大学との連携を考えることも大切だと思います」 「パネルディスカッションは、大学の立場からの意見を聞くことができて有意義でした。教育委員会と大学とで行う協議会の目的の一つが、互いの「共通合意づくり」であるということなど、多様な意見、新たな視点をもらえました。育成指標の在り方についても大枠で捉えることができ、今後の指標づくりの参考にしていきたいです。「生きた意見」をいただけて面白かったです」 27日は、西日本の方々を対象に、岡山会場(岡山県岡山市のコンベンションセンターレセプションホール)で同セミナーを開催します。