教育委員会と大学との連携

本日は、全国教育(研修)センター等協議会・教職大学院セミナーの2日目の日程を行いました。午前は、「教育委員会と大学との連携~教員研修モデルカリキュラムについて~」の発表・協議と当機構理事の髙口 努による「育成協議会と育成指標の全国動向について~アンケート調査の結果から~」の報告がありました。午後は、「育成指標について考える」の発表・協議を行いました。 参加者のみなさんに、午前の発表・協議「教育委員会と大学との連携」について、感想を伺いました。 「大学の取組を聞き、専門性が高い取組を行っていると感じました。私たち行政の取組と違っていて却って参考になりました。行政で研究を行っていくときにも、大学が考えていることを受け止めつつ研究していくことが重要だと感じました。お話の中で「知」に対する大学のプライドも感じられ、学校や行政も大学の取組をしっかり勉強しなければと思いました。」 「1つ1つの大学がそれぞれ違った連携の仕方に取り組んでいることを聞くことができ、連携の在り方を考えていくのに役立ちます。今求められている連携として、養成・採用・研修をつないでいる採用について、大学と教育委員会のお互いの持ち味を活かしていくというお話があり、活かそうとすると却って難しくなるのではないかと心配になるのと同時に、どこまで持ち味を活かせるかと楽しみを感じました。」 「大学が主体的に教員の資質向上に向けての先進的な取組をしていることが分かり、教育委員会も大きな刺激を受けました。今後、採用から退職までの長いスパンで資質向上を考えていかなければならないため、大学と教育委員会が連携していかなければならないと感じる良い機会となりました。」