マネジメントの実践~SWOT分析~

「第4回中堅教員研修」は、今日で研修の12日目となりました。今日の研修では1日を通して、茨城大学の加藤崇英准教授による「マネジメントの実践に向けて」の講義・演習を行いました。研修の感想を受講者に伺いました。 「今日は、SWOT分析を中心として、組織の分析から戦略づくりまで段階を追って行う演習を行いました。初めて経験した演習でしたが、マネジメントの実践について理解を深めることができました。SWOT分析を演習する中で、他の人の意見も聞いてみたいと感じたので、自校に戻ったら学校に対して問題意識を持っている若手を巻き込み、一緒に実践してみたいと思います。」 「今日は演習の中で自分の学校について振り返り、学校の内側にある強みや弱み、学校の外側にある強み、弱みについて考えました。SWOT分析のような手法で自分の学校を見直し、捉えなおすことは今までになかったので、新しい視点を得ることができたと感じました。私の勤務校では、小学校、中学校や地域と連携した活動をしていますが、今日の演習で外側へのアピールができていないことに気づきました。学校でどんな活動をしているかアピールするなど、すぐに始められることから取り組んでいきたいと思います。」 「前半の講義では、学校の運営にマネジメントの考えがなぜ必要とされているのかという背景を学びました。マネジメントとは、管理ではなく、組織を動かし成果を出すことだというお話があり、マネジメントの重要性を理解することができました。後半は、SWOT分析の演習を行いました。自校にある強みや学校を取り巻く環境にある強みを活かして、学校の特色を創出するなど、課題解決の手法としての有効性を感じることができました。」 明日は、2日間行う「スクールコンプライアンス」の1日目の演習・協議があります