副校長・教頭等研修(9日目)

「第3回副校長・教頭等研修」の日程も残すところあとわずかとなりました。16日と17日は、協議・演習「スクールコンプライアンス」として、文部科学省の助言講師を迎え、各ユニットで法規演習を行いました。 昨日午後から今日までの感想を、受講者に伺いました。 「いろいろなケースの問題に触れて演習を行いました。法律をもとに、学校内のさまざまなケースを判断するということは、日ごろの業務の中ではあまりできていなかった部分でもあるので、あらためて勉強になりました。条文の読み方、解釈の仕方も、助言講師から聞くことてはじめて理解し納得できる部分がたくさんありました」 「条文の読み取り方、という部分は、私もたいへん勉強になったと感じています。法規の条文は、今までただ見たまま、読んだそのままの理解しかできていませんでしたが、その意図や解釈の仕方、それを運用とつなげるという視点などを学ぶことができました」 「文部科学省の助言講師の話の中に、目から鱗の内容がたくさんありました。特に、印象的だったのは、校長や副校長でも授業をしてもかまわない、という部分などです。授業は教頭でなければと、慣習で思っていましたが、条文を読んでいくと『してはいけない』とはかかれてないなど、解釈の仕方を勉強できました。これまでに学校現場の中で培われてきた慣習の部分と、法律の条文という部分には、大きなギャップがあると改めて気づくことができました」 「第3回副校長・教頭等研修」最終日となる明日は、講義・演習「研修の企画・運営・評価」と、奈良市立一条高等学校校長 藤原和博講師の「特別講義」を行います。