食育研修 2日目

今日は、講義「食育を効果的に推進するための特色ある教育課程の編成に向けて」、「学校全体で取り組む食に関する指導にかかる各教科等における食に関する指導のポイント」と題し、3部会それぞれの講義、および演習「学校全体で取り組む食に関する指導にかかる各教科等における食に関する指導案の改善案の検討」を行いました。以下、受講者の感想です。 ー村川先生の講義を受けて、教育課程を編成するに当たり、食育に関しては学校だけで完結するのではなく、家庭や地域の協力が必要なんだということを実感しました。今後は、このことを踏まえてカリキュラムづくりに取り組んでいきたいと思います。 ー食育マネジメントについてあまり真剣に考えたことはありませんでしたが、講師の話の中で実践例をわかりやすく写真を交えて紹介していただけたので、実践できそうだなと感じるとともに、学校に帰って是非実践してみたいと思います。 ー先を見据えた計画を立てることが大切なんだなということを改めて実感しました。現在、2020年の学習指導要領改訂が話題になっていますが、改訂担当の方は2030年の状況を見据えて考えているんだなということがわかりました。私は学校にて栄養教諭をしていますが、先を見据えて、という点では、食育も同じだなと思います。5、6年ではなく、10~20年先の子ども達に必要な力を考えて、今後も食育の指導を行ってきたいです。 ー他県の給食の献立を見ながらグループで話し合う中で、今まで自分の地域では思いも寄らなかったメニューに出会えたりして楽しかったです。折角の機会なので、他県の献立からもらったヒントを、早速自分の学校でも取り入れてみたいなと思っています。 ー食育に携わる教員の方が全国から集まっている研修ということもあり、様々な地域の様々な視点の意見を聴くことができ、とても新鮮です。特に指導計画をグループで検討した際、地域によってくっきりと特色がわかれ興味深かったです。お話を聴くと、それぞれ苦労されているんだなということがわかり、自分も皆さんのお話を参考に自分もこれから頑張っていきたいと思います。 ー講師の「食欲は生きる力の源=食意欲のことで、上手に意欲をもって食べていかないと何も吸収できない」という言葉がとても印象深く共感を覚えました。 明日は、本日終盤から行った指導案改善の検討に関する演習の続きを一日行います。