中堅教員研修 6日目

本日は、午前に講義「ESD~持続可能な開発のための教育」、午後に講義「道徳教育の充実」、「特別講義」を行いました。受講者に感想を伺いました。 「ESDについて、単なる環境教育ではなく、学校全体にESDの視点を取り入れていく必要があるということがわかりました。自分は今まであまり意識したことがありませんでしたが、“将来持続可能な社会という視点”を常に持って、今まで行ってきた教育を見直すことが大事ということを学んだので、所属する学校へ戻ったら実践していきたいです。」 「道徳については、教科化に向けて大きく変わっていくんだなということが講義を受けて実感できました。準備をしなければいけないと思っていたところだったので、小学校や中学校のいろいろな実践例や評価に関わる先行事例をご紹介いただき、方向性が見えて少し安心しました。所属する町の教育委員会においても重点課題として取り扱っていきたいと思います。」 「元プロ野球選手衣笠祥雄さんの特別講義の仲で、体づくりやコンディションの調整についてのお話が出てきたときに、ふと思ったのですが、普段、自分自身のコンディションの調整については、つい怠ってしまいがちなところがあります。今日の講義をきいて、調子のいいときと悪いときで、子どもたちへの対応に差が出てきてしまっているかもしれないと反省しました。今後はコンディションを万全に整え、いつでも変わりなく対応できるように心がけたいと思います。」 「私は、野球部を担当したことがあり、指導する際は衣笠さんの言葉もよく引用していました。お話にあったように、全てにおいて秀でている人は本当に少数であり、ほとんどの人が挫折を経験していると思います。おそらく、プロ野球で今活躍し輝いている選手の方々も、プロに入ってからとても努力されてきているんだと思います。子どもたちにも、これまで以上に努力することの尊さを伝えていきたいです。」 明日は、講義「特別支援教育の充実」および「ミドルリーダーの役割」を行います。