中堅教員研修 4日目

今日は、午前に講義「カリキュラム・マネジメント」、午後は講義・実践発表「アクティブ・ラーニングの推進」を行いました。受講者に感想を伺いました。 「午前中のカリキュラム・マネジメントの講義を受けて、非常に参考になりました。私の学校ではカリキュラム・マネジメントを担当者のみが取り扱っているのが現状ですが、担当者だけではなく教職員の皆さんの意見を取り入れるためにも、紹介してもらったシートを使った方法などを実際に取り入れることによって、学校全体で取り組むようにしていきたいと思いました。そのためには、校内研修をやるのも効果的なのかなと、学校に帰った後のことも考え始めています。」 「カリキュラム・マネジメントの考え方が、非常に参考になるとともに、必要性も十分理解することができました。特に、教員のライフステージを縦軸に、カリキュラム・マネジメントの機能(教育活動を動かす/子どもを変える/人・物・文化を整える)を横軸にした表に整理したのが効果的だったと感じています。学校全体のカリキュラム全体を把握する際に、どうしても頭の中や文字で考えてしまいがちですが、表で整理するとわかりやすいと思いました。とても興味深い内容だったので、もっとたくさん話をきいたり、演習を行ったりしたかったです。」 「午後のコマでは、関連する映像を観たあとに、その内容について話し合い、構造化するという流れだったのですが、学びを追体験しているような感覚でとても面白かったです。」 「アクティブ・ラーニングについて、自分の中で整理できたように思います。演習で成果物を作成する課程で、いろいろな学びを分類し系統立てて考えたことで、学びの流れが理解でき、素晴らしい財産となりました。今日自分たちが受けた研修そのものがアクティブ・ラーニングだなと感じています。」 「子ども達のみならず、校内研修において学校の先生方もアクティブ・ラーニングな学びができると今日の午後の研修をうけて実感しました。演習で取り入れていたワールドカフェ方式は、実は私も授業で取り入れており、グループ内で発表のために残る人のことを“留守番”、他のグループの意見をききにいく人を“旅人”と呼んで、親しみを持って取り組んでもらっています。先生が言ったからやる、ではなく、自分から進んで他のグループの意見をききたいと思わせるような課題の設定を心がけており、どうやら生徒たちもこの学習スタイルを好きでいてくれているようです。」 受講者のみなさんに感想を伺うと、興奮気味に溢れんばかりの言葉で対応してくださる姿から、活発に研修に参加されていることが、ひしひしと伝わってきます。御協力ありがとうございました。暑い日が続いていますので、土日でしっかり休養していただいて、万全な体調で月曜日を迎えていただければと思います。