生徒指導研修 7日目

本日は、ユニットごとに事例研究をおこないました。午前・午後それぞれ1事例ずつ取り扱い、事例に対して皆さん真剣に問題点や解決策を話し合いました。受講者に感想を伺いました。 「具体的な事例をきいて、対応の仕方がよくわかりました。本当にあった生の声なので、とても参考になりました。特に午後に取り上げられた規模の小さい学校の事例は、自分の地域には小規模学校があまりないので、もしも自分がそのような学校に赴任したら、という新たな視点でお話をきくことができました。」 「私は事例を提供する担当だったのですが、事例研究の中で、校内体制をしっかりすること、外部との連携を大切にすることの必要性を再確認しました。現場にいるとどうしても忙しくて、十分に対応できていない場合もありますが、対応が早ければ早いほど、解決できる事案もたくさんあると思いうので、早急に協議する時間を確保するようにしたいです。」 「初期対応につまずくと問題が深刻になる経験があり、そのときは、誠意が伝わるよう対応を重ね、信頼関係を構築していくなかで解決に辿りつくことができましたが、初期対応の重要さを再認識したので、今後は最悪を想定し、未然防止・早期発見・早期対応に取り組んでいきたいです。」 「インシデントプロセス形式での事例研究が、とても興味深くおもしろかったです。学校に戻ったら、まずは校内体制の改善や見直しに取り組んでいきたいです。また今回の研修で学んだ積極的生徒指導・開発的アプローチも生かしていきたいです。」 明日も、午前・午後で2事例を取り扱います。1週間ともに班別協議を重ねてきたグループでの活動なので、より一層活発で有意義な意見交換を期待しております。