日本語指導研修 2日目

昨日は「外国人児童生徒等に対する日本語指導指導者養成研修」2日目でした。管理者用コース・日本語指導者用コースにわかれて、講義・演習をおこないました。 管理者用コースは2日間の開催のため最終日でした。午前は、講義『「特別の教育課程」を踏まえた指導・支援体制づくり』、事例発表を交えた事例協議『~指導・支援体制における連携と協働~外国人児童生徒等教育の先進的な取組』、午後は『外国人児童生徒等の受入れ体制における課題解決策の検討』と題し班別演習をおこないました。受講者に感想を伺いました。 「午後の演習では、日本語の指導を必要とする生徒にとってどんな支援がいるのか、学校管理職、教育委員会双方の立場から、グループで話し合いました。もっとも重要なのが子どものことを考えた体制づくりだということは皆さん共通で理解できていましたが、地域によって異なる研修のあり方やニーズに合わせたキーパーソン等人の配置について、多様な意見をきくことができました。以前、日本語指導者用コースで参加したことがありますが、どのような立場であろうとも、しっかりとした受入れ体制をととのえていく必要があると感じました。」 「本校には日本語を指導するベテランの教員がいて、小学校と中学校の橋渡しのような役割を担ってくれています。このような恵まれた環境にはいるのですが、今回の研修をより学校間の人事交流がもっとスムーズにできればと思いました。また、大学生にボランティアで来てもらうなど新たな視点からの人材確保にも挑戦していきたいです。」 「その道の第一人者の方から直接お話を、各地域を代表する日本語指導に携わる方々とともに受けられる、日本語指導に関する最先端の研修に参加でき光栄です。私は専門が日本語指導なのでそのことに専念して日ごろから取り組めますが、専門は別ですが日本語指導の担当になったので学んでいるという方が多くいらっしゃいました。指導が必要な児童等が散在する地区では受入れ体制がなかなかととのいにくいかと思いますが、講師の先生のお話にもあったように、まず、明日からできることが何なのか考え、やれることからやっていこうと思います。」 管理者用コースは昨日で終了となります。2日間大変お疲れ様でございました。日本語指導者用コースはまだ折り返し地点です。あと2日、できる限りたくさんのことを吸収していただければと願っております。