道徳教育研修 4日目

本日も小中学校部会、高校部会に分かれて演習に取り組みました。 高校部会では3日目から4日目にかけて、道徳教育の全体計画の改善策や展開例を少人数班で考え、本日午後に発表を行いました。各自が持ち寄った具体的事例をつかって、班ごとに改善策を検討しました。各班で話し合った内容や協議の感想を伺いました。 「全体計画にはもっともらしいことを書いていても、事例をよくよくみると、教員が具体的にどう道徳教育を進めたらいいかをわかってやっているようには見えてませんでした。そこで、すべての教員が計画をもとに、道徳教育を進められるものに改善をしようと考えて演習にとりくみました。生徒の普段の様子や進路の傾向を考慮したり、保護者の考えや地域で求められていることをふまえて卒業までにつける力を設定したりするなど、実際の道徳教育と学校の実情を関連させた全体計画をつくっていきました」 「全体計画の改善ということで、実情に即したものをつくるため、とにかく生徒の様子をふまえた重点目標をたてることを大事にしました。また、だれが見てもわかるものをつくって進めようと話し合い、系統的な図をつくって演習に取り組みました。改善案の完成にまでは至っていませんが、イノベーションはできたと感じます」 「2日間しっかり話し合うことができ、お互いに楽しく取り組めました。アクティブ・ラーニング的な勉強ができたように思います」 明日は研修最終日です。